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No.302 意見を述べる
エッセイを書く、ということは自分の意見を相手に正しく伝えることが目的です。手順よく意見を述べるやり方をマスターしましょう。
◆導入部で意見を提示する
このエッセイのトピックはなにか、最初のトピックセンテンスで明確に示します。導入部のパラグラフでうまく問題提起をします。

<書き始めで>
This paper reports on... 「ここ[このレポート]では…を報告します」
一番基本的な書きだし表現です。

This paper reports on the water shortage and its effect on the economy.
このレポートでは、先の水不足とそれの経済に与える影響について報告します。

※一般的な水不足の場合はwater shortagesになり、its は their になります。

The purpose of this paper is... 「このレポートの目的は…」
この表現を使うことで、エッセイの主題を明確に打ち出すことができます。

The purpose of this paper is to investigate the water shortage and its effect on the economy.
このレポートの目的は、水不足とその経済的影響に関する調査についてです。

As is often pointed out, ... 「よく指摘されているように…」
この表現を使うと、一般論としては問題としている現象がどのように捉えられているかが示すことができます。

As is often pointed out, the water shortage is becoming a severe problem.
一般的に指摘されているように、水不足は深刻な問題になりつつあります。


◆本文部で自分の意見を提示する
本文部に入ります。どのような順番で自分のキーワード述べるか、アウトラインを作ったときにしっかりと整理できているでしょう。本文部の段落ひとつに、言いたいことをひとつにしぼります。

意見を述べる場合、およそつぎのような順序で述べるとよいでしょう。

(1)事実を述べる
(2)述べられた事実ついての意見を述べる
(3)論旨を展開し、意見の妥当性を証明する

(1) 事実を述べる表現
Let me state... 「…を述べます」 
この表現で、状況を端的に述べているニュアンスをだすことができます。


Let me state the water shortage situation of the last three months.
過去3ヶ月における水不足の状況を述べます。

Let me describe... 「…を述べます」 
この表現では同じ「述べる」でも、若干「説明する」という意味が加わります。


Let me describe the water shortage situation of the last three months.
過去3ヶ月における水不足の状況を述べます。

Let me mention the facts on[about] ... 「…を述べます」 
この表現では、「事実を示す」という意味がでてきます。


Let me mention the facts on the water shortage situation of the last three months.
過去3ヶ月における水不足の状況を示します。

Most of us would accept... 「多くの人が…を認めることでしょう」
一般論を導く表現です。この考えを踏まえて論を展開していきます。


Most of us would accept that the water shortage has a serious effect on our lives.
多くの人は、水不足は生活に大きな支障をきたすと認めているでしょう。

It has been established that... 「…は定説になっています」 
一般論を導く表現です。establishedは「確立された、立証された」という意味です。


It has been established that we must save water before we use it all up.
水がなくなってしまう前に、水を無駄づかいしてはならないということが定説になっています。


(2) 意見を述べる表現
Let me give my opinion on... 「…に関して私の意見を述べます」 
意見を述べるときによく使う表現です。


Let me give my opinion on the water shortage.
水不足に関して私の意見を述べます。

Let me set forth my viewpoint on... 「…に関する見解を提示します」
意見などを発表するときの表現です。viewpointは「視点」のことです。


Let me set forth my viewpoint on the water shortage.
私の水不足に関する見解を提示します。

give one's impression on... 「…に関して思ったことを述べます」 
impression(印象)という単語を使っているので、「事実」を述べるのではなく、思ったことを述べる言い方です。


I'll give my impression on the water shortage.
水不足に関して思ったことを述べます。


(3) 意見の妥当性を導く表現
We may say that... 「…といってもいいでしょう」 
相手をうなずかせるための表現です。十分に主張した上で、このフレーズを使います。


We may say that the water shortage is a critical matter.
水不足は深刻な問題であると言えるでしょう。

It seems reasonable to suppose that... 「…と考えるのは妥当と思われます」
相手をうなずかせるための表現です。上と比べて、こちらのほうが、説得力が強いです。


It seems reasonable to suppose that people worry about the water shortage.
人々が水不足を心配しているということは妥当と言えるでしょう。

It may safely be assumed that... 「…と仮定してさしつかえないでしょう」
相手をうなずかせるための表現です。仮定している内容には強い自信があります。


It may safely be assumed that the water shortage is a serious problem.
水不足は深刻な問題であると仮定してさしつかえないでしょう。
※意見を支持する表現

I agree with... 「私は…に同意します」 
一番基本的な同意の表現です。


I agree with Mr. Smith's viewpoint on the water shortage.
水不足に関するスミス氏の見解に同意します。

... support one's theory. 「…は〜の仮説を裏付けています」 
自分の仮説を裏付けてくれる、ということは、自分と同じ主張である、の言い換えです。


His study of the water shortage supports my theory.
彼の水不足に関する考察は私の仮説を裏付けています。

Opinions vary... 「意見が…で異なります」 
意見の相違を認める表現です。<...>の部分で、on 〜(〜について)、as to 〜(〜に関して)のように主題について述べます。相違していることに関しての感情の動きはありません。


Opinions vary as to the causes of the water shortage.
水不足の原因に関して、意見は分かれています。

I don't share... 「…に同意しません」 
意見の相違を示し、自分の意見は相反していることを述べるときの表現です。<...>には、the opinionのように同意できないことがらが直接きます。


I don't share this opinion.
私はその意見に同意しません。


◆ネイティブによるチェック
できれば最後はネイティブによるチェックを受けたいものです。正しい表現やフレーズを知り、それを次回のライティングに使うことで確実に力がついていきます。例えばイーオンでは添削指導コースが6種類あります。自己流からの脱却を図ってみるのもいいかもしれませんね。


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